アイアンハートを読んでみた

今月のおすすめの一冊
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どうも猿人です。

今回は折口雅博氏のアイアンハートについて書いていきます。

まず、折口氏を知らないという方はいるでしょうか?

最近の若い方は知らない方も多いかも知れませんね。僕はアラフォーになりつつありますが、かろうじて知っている程度ですが、彼の事業の功績は目を見張るものがあることは周知の事実でしょう。

ですから書店に並んでいるピンクの書籍を見たときに思わず手にしてしまったわけです。

折口氏と言えば、誰もが知っているのはグッドウィルだと思います。介護の最大手でありながら突然の不祥事によって会社は無くなってしまいました。当時はセンセーショナルな話題で、会社ってあっという間になくなっていくんだなっと感じたのを覚えていますね。

あれほどの成功者でも一夜にして全てを失ってしまった。その折口氏が自叙伝を書いていると知ってこれは買わない手はないと思い、即買いをしました。

この本を読んでもらいたい人

✅気持ちが折れそうな人

✅社会人になって自分に自信がない人

✅起業をしたいが先行きが不安でためらっている人

こんな人の悩みが吹っ飛ぶのではないかと思います。

この本はスタートアップが多い今の時代とは違うバブル期から2000年代前半の話が主になっています。当時学生だった僕はハローコムスンっていうCMになんの違和感も持っていませんでしたが、今考えると介護は今のようにどこでもデイサービスや老人ホームがあり、活用されているような時代ではありませんでした。

介護といえば、家でするもの、そうしないと世間体が悪いという、そんな時代でした。しかしんながら世間は介護保険法の改正など、介護業界にとっては追い風でした。そこをうまく時代の流れを掴んだのが、折口氏であったのではないでしょうか。本の中にも出て来ますが、ジュリアナ、ベルファーレという華やかなディスコから介護っていうイメージはすんなりとは湧きませんが、目の付け所は天才的であったといえます。いつも彼にはこれからどんな時代が来るのかがわかっているかのように思えます。

この本を読むと、マーケットを知ることの大切さが身に沁みます。今何が求められているかをしっかりと現場ベースで調査することで、今何が必要とされているのか、本質を知ることの大切さを学ぶことが出来ます。

今でこそ盛んなM&Aですが、当時は今ほどではなかったように思います。そんな中グットウィルが人材派遣業においてトップとなることが出来たのも、得意分野を持っている同業をM&Aすることができる交渉術を持っていたからこそ出来たものでしょう。

そんな様々なエピソードが満載のこの本は一気に読むことができるし、ワクワクすることが出来ます。ぜひ上記に記した方には読んでほしいです。

きっとコツコツやって結果がついて来ていない人や、これから頑張って何かを成し遂げたいと思っている人はぜひとも書店で手にとってほしい1冊です。

これは経営スキルというよりは題名の通り、ハートを強くするための本であると思います

さあ、本日も頑張っていきましょう!

 

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