サーキュラーエコノミーについて

朝礼のタネ
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どうも猿人です。

最近よくサーキュラーエコノミーという言葉を聞くようになりました。

ぼんやりと理解しているが仕事で知らず知らずのうちに話が進んでいまさら聞けないってなっている方もいるのではないでしょうか?

今日の記事のターゲット

✅サーキュラーエコノミーを知りたい人

✅人より先に一歩進んでおきたい人

✅環境ビジネスに興味がある人

が読んでいただきたい内容になっています。

日本で普及してきたSDGs

SDGsが2015年に国連で採択されて早5年という年月が経過しました。

企業はSDGsを急速に推進して、認知向上に努めてきました。2017年にはピコ太郎が外務省と一緒に普及活動をしたのも記憶に新しいと思います。

ではなぜSDGsがこれほどまでに普及したのか?

SDGsに行く前にMDGsをご存知でしょうか?

そもそもSDGsの前身であったMDGsの存在はあまり知られていません。

MDGsについて

MDGsとはミレニアムディベロップメントゴールズの略称で国連が2000年のミレニアムに後進国を開発発展を目的に15年間取り組んできた開発目標です。

 

昨今話題となっているファクトフルネスという本でも取り上げられているように世界はいい方向に少しずつ進んでいるという話です。

飢餓や初等教育の普及などに取り組んで2015年に開発目標を達成したということで無事に終了し、2016年よりサスティナブルディベロップメントゴールズ(SDGs)へとバトンが渡されました。

全ての人が対象になったSDGs

このことによって先進国も含めた世界の持続可能は開発目標と目指すべきゴールは枠を17に広げ推進することになったのです。

その目標は多岐にわたっていますのですべての業種、すべての人が対象になっているため、大手企業を中心に事業を軸に自社にあったゴールを設定して、推進しています。

金融においてもSDG債などの融資枠を設けていたり、さまざまな形でSDGsを推進してきた背景も多くの経済人に普及してきた要因であるように感じます。

SDGsとサーキュラーエコノミーとの違いについて

そもそも大きな違いはエコノミーがつくかどうかという点が大きいと考えられます。

まずサーキュラーとは循環という意味を持っていて、日本におけるリサイクルの進化型と捉えていただくとわかりやすいのではないでしょうか。

それにたいしてSDGsは飢餓や初等教育の完全普及、ジェンダー平等、環境問題、エネルギー問題など経済だけではなく人としての尊厳や、様々な地球上にある問題にタッチしている点が違います。

サーキュラーエコノミーは日本ではそれほど馴染みのない言葉ではありますが、世界においてはむしろSDGsよりも普及している言葉であり、考え方です。

特に環境配慮型の先進地域であるEU圏においてはその価値が大きな意味を持っていて、さらにはビジネスとしての占める割合も高まってきています。

ではどう言ったものがあげられるでしょうか。

例えば、日本では毎日のようにコンビニに行ってペットボトルの飲料を買って、ペットボトルを消費します。

それがヨーロッパにおいては水筒をもって中身だけ買うというようなビジネスモデルが確立されつつあるということがあります。

これは今日本においても始まっています。もしくは、破棄するペットボトルを完全再利用して、新たなペットボトルを作るといった流れです。

産業革命以降大量生産、大量消費が経済を成長させる大義となっていましたが、近年の地球温暖化や、大規模災害を背景に急速に経済の循環にスポットが当たり始めています。

地球における資源は有限であるという考えがもとになっていますので、take資源の採掘、make製造、weast消費とする直下型の一方通行の経済から製造から再利用へと循環した行くのです。

そこには技術の革新があってこそです、今は破棄するべき製品を原材料まで分解してもう一度製造過程に持っていくことの技術革新が確立されています。

ですから消費財を原料ベースまで分解してもう一度製品として製造することが出来るようになっているのです。

ただここにはコスト高という難点がありました、しかし近年のESG投資が後押しして、現実身を帯びてきているのです。

ESGとの関連性

多くの投資家や、監査法人はこれからの事業存続に対して環境に配慮しない企業は市場から退場してもらいたいと考えていますから、このコスト高はこれからは許容されてくると考えます。

事実グローバル企業は様々なESG案件を実行しています。

世界のサプライチェーンにたいしても安いだけの違法な労働を強いている企業に対しては供給をストップをかけ始めています。

そのようなESGに沿わない企業にたいして環境団体や人権団体から不買運動が起きているのをニュースで見たことがあるのではないでしょうか。

そうなってしまっては企業ブランドを大きく損なうリスクを回避するのは当然の流れであると思います。

このようにサーキュラーエコノミーがもつ潜在能力はまだまだ市場の規模を拡大していくことは間違いありません。

その実践モデルをいくつか紹介させてい頂きますので参考にしてみてください。

海外のサーキュラーエコノミー事例に学ぶ-海外スタートアップトレース-|黒澤 友貴
コンビニやスーパーでの買い物は、エコバックが主流になりつつありますが、圧倒的に「量が増えているのに変わっていないもの」があります。 ECで注文をした際の梱包です。 個人的にも、ECでの買い物比率が増えてきているので、紙やダンボールを大量に消費してしまっています・・・ ※もちろん一部はリサイクルができていることは理解...

素晴らしい海外の事例が見ることが出来ますね。このほかにもまだまだ多くの可能性を秘めているサーキュラーエコノミーの分野が出てくることでしょう。

まとめ

もうサーキュラーエコノミーの取り組みは確実に進んでいますよ!

まずはご自身の会社で取り組みことの出来ることがないかどうかという観点から事業をみていくと意外とビジネスチャンスにつながることがあるかもしれませんよ。

今までは金額的に合わなかったことも積極的に提案できる好循環型の経済モデルが今からの主役になりそうですね。

パラダイムシフトはもう起こり始めています。乗り遅れることなく時代に合ったビジネスに進化していきましょうね。

さあ今日も頑張りましょう!

 

 

 

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