どうも猿人です。
今日は怒ると叱るのちがいについて、マインド面での違いについて書いてみようと思います。
怒るとは自分の感情のため、叱るは相手の成長のためです。
先日ある社長と会食をさせていただきまして、感じたことを書こうと思います。
その社長とはもうずいぶんと古くからの付き合いで、僕が20代の小僧の頃からかわいがってもらっているのですが、先日飲みながら話していますと、だらだら飲んでいたせいもあって、お互い酔いが回ってきてしまいした。普段ならここでお開きとなるところですが、もう一人の社長も合流という流れになってさらにお酒が入っていきます。
すると話の流れから僕の悪いところの話になってしまいまして、叱られるという流れになって強いました。
その時は僕も酒が入ってしまっていましたので、言われることにいちいち説明をしていましたが、それもまた小賢しかったようです。
社長はこの時何が言いたかったのか?次の日酔いがさめて冷静になって感じたことは僕の成長のもんだいでした。
具体的な内容は大した問題ではないのでここでは触れませんが、皆さんもこんな経験ってないでしょうか。
自分は一生懸命やっているのにそのことを上司や同僚から非難されるといったケースです。
これには原因がいくつかあると考えます。
1つ、その人との時代における環境感の変化のギャップ
2つ、自分の価値観の変化により、相手の言っていることへの違和感
3つ、実は相手が成長してなくて自分がいる位置感に気づいていない
4つ、何を言ってもこちらのせいにして、自分の考えが正しいという固定概念
僕はこの社長との間にはいくつかの考え方の時代の変化における人材の抱えるいくつかの問題があると感じました。
これは色々なパターンがあると考えますが、それは大した問題ではなかったです。
この時に大切にしたいと思ったことは、僕に僕のダメなところを社長の視点から指摘をしてくれているというプロセスなのです。
これが怒ると叱るの違いです。
僕は最近、誰かに叱られるということがなかなかなかったものですから大変ありがたい体験をさせてもらえたと思っています。
取引先からただクレームのように怒られるという理不尽は皆さんも多く経験されているでしょう。
しかし自分のことを常に見てくれていて気にかけてくれる人が、たとえそれが自分にとって正しい正しくないにかかわらず、情熱をもっていってくれているという行為に感銘を受けました。
自分に置き換えても中々本当に好きであっても人のことを叱るという行為は勇気がいります。相手に嫌われてしまうかもしれないという不安や、そもそも叱るという行為自体にエネルギーがいりますから。
ですから叱ってもらえるということは信頼してもらえているということであり、常に気にしてもらえて、陰で支えてもらっているんだということの裏返しであると感じることが出来ました。
今部下をもち、悩んでいるサラリーマンの皆さん、これは意外と忘れている大切な人材育成の方法です。
今一度周りの後輩や部下を、または上司を見て本当に言ってあげるべきことを言って自分と部下の成長につなげていきましょう
まとめ
今は叱って伸ばす時代ではない、褒めて伸ばす時代とよく言われますが、厳密には違います。相手のことを真剣に思って言ってあげるということが叱られた本人にしっかりと伝われば、叱ったとしても必ず相手は伸びます。逆にほめて伸ばせば円滑にいくかもしれませんが、それは社内でのことです。顧客からのクレームはそんな容赦はしてくれません。そんな時に心が折れて出社が出来なくなったり、メンタルがやられてしまっては手遅れです。そうなる前にしっかりと自分のことを見てくれているという上司や先輩になっておくことがチームや部署しいては会社の指揮高める最善の策です。
さあ頑張りましょう!
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