昨今連日のように新規感染者数のことが取りざたされているが、以前のように重症者や死亡者についてはあまり言及されていないとおもいません?
いったいマスコミは何をそんなに伝えたいのでしょうか?もともとメディアの持つ役割について、僕の見識では戦後の報道規制やファシズムへの踏襲を防ぐために報道の自由が憲法にあげられていると捉えている。
そもそも国が報道を規制して情報操作をして国民を欺かないように監視役としての機能がメディアには求められるべきではないでしょうか?
ただ、今のマスコミの立ち位置を見ていると、とりあえず政府のやることなすことの粗をさがしてそこを叩こうとしているように見える。別に自民党の方を持つわけではないですが、政府というものは大局を見て政策を出していくことがほとんどであり、言い方はあまりよくないが、すべての意見を聞いていくことは不可能である。
それは民主主義のセオリーであり、多数決の原則である。少数派の意見がないがしろにされていいわけではないが、すべての意見を聞いていては物事は前には進んでいかない。
この度のGOTOトラベルキャンペーンも観光業の救済から始まったにも関わらず、ふたを開ければ東京の人は来てほしくない、行きたくないという意見から外すという流れで炎上している。では何もしなければいいのか?そうなればそれはそれでマスコミは何もしない与党を言及してくるでしょう。今や国民総メディアの時代に個人の意見に過敏に反応してしまう。マスが個人の発言を取り上げて、あたかも世論のように発信することで犠牲になっていることにメディア自体も築く必要があるし、与えらえれた既得権に守られたマスコミが自身の取材力に胡坐をかき、SNSのコメントを鵜呑みにして、世論として突き動かすこと自体が政治の機能不全に陥る元凶であることをもっと自覚しておいたほうがいいと思う。
コメンテーターとして出る専門家も本当に優秀であれば国の専門家会議に呼ばれているでしょうし、文句を言う暇があるのならば、同じ専門家として、業界に対して意見を提言するべきが正しい行動ではないだろうか?
今のテレビには出てくる事象を批判することばかりで検証をしている立場の立ち位置には見えないし、打開案が全くでていないので生産性が全く感じることが出来ない。そればかりか経済を止めて、それを促進しようとする人を犯罪者のように扱うことで世界が分断されていることに早く気が付いたほうがいい。
これはパンデミックなのか、都市部はどんどん陽性者が増えて、重症化もしないので、かかってもしょうがないという空気感があるが、地方はウィルスの恐怖で疲弊しているのではなくて、陽性と出たことによる迫害にびくびくしているのが現実である。そのあたりは何も取材せずに自分たちが正義と思って報道していると思っているのかもしれないが、岩手県のように感染者が出ていない県にとっては迷惑以外の何物でもない。これはインフォデミックであると僕は考えている。
取り留めなく書いてしまったが、最近のマスコミの取り上げ方があまりにも雑でなにも役に立っていないと感じたので書きました。気分を害してしまった人はごめんなさい!
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