老後2000万問題を改めて考えよう

投資の話
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どうも猿人です。

突然降ってわいてきた老後2000万円問題ですが、最近ではあまり取りざたされなくなりました。ではそれは解消に向かっているということでしょうか?

そんなことはありませんし、ありえません。

それどころかそれ以上になると私は考えます。

今日はコロナ禍でも確実に進行している日本が抱える老後の問題についてどのように備えておけば幸せな老後となるかについて書いてみます。

もちろん正解とは言いませんが、備えていれば必ず力になると思います。ゆっくりと自分の時間とお金を有意義に働かせていくことを考える機会になってもらえたらうれしいです。

老後問題の背景

人類は歴史上初めての少子高齢化、人口減少をこれから迎えていくことになります。

これは日本の話ではありません。世界人口がこの先100億人程度を境に人口減少がスタートすると言われているのです。数年前までには人口爆発による飢餓問題が取りざたされていましたし、中国も食料難に備えて廃棄を無くす法律を整備してきているという事実はあります。

ですが、ファクトフルネスという本の中にも書かれているように世界が先進国化し、出生率が下がると高齢化や、少子化が進むことは事実のようです。

後進国での出生率が高いのは子供を労働力ととらえる考え方からきているように感じますし、事実です。ですが今国連を中心に児童労働が問題となって、正当な雇用や初等教育といった取り組みにより子供に教育を受けさせることは当たり前で、違法労働は世界のサプライチェーンから外されようとしています。それは非常に素晴らしいことであると思います。

ですが、発展途上国や後進国の人口爆発こそが先進国の人口政策の移民受け入れや、労働力の解消になっていることも事実です。その恩恵を受けれないとなると後進国の人口もいずれ細くなってしまうでしょう。

高学歴化した国ほど出生率が下がるということはデータでもわかっています。

女性の社会進出を考えれば当然ですよね。日本でも今必死に働き方改革や、子供を産み育て、社会復帰が出来るように取り組んではいますが、コロナも相まって出生率は壊滅的です。

そんな中これからの老後の年金が維持できるはずがないのは誰が見ても明白です。

国も投資を教育に入れる

日本も先日投資教育にいよいよ本腰を入れると出ていたのは記憶に新しいのではないでしょうか。

ようするに国は自助努力で将来のことは自己責任で生きてくださいねと言っているのです。貯金をして国の年金に期待しないでくださいね。と公然と言っていることに気づかないといけません。

では投資といってもいつ、どこに、いくらお金を投じれは安心した老後がやってくるのでしょうか。

答えは簡単です。多ければ多いほどいいのです。そんなことはだれでもわかっています。(笑)

では効率よく資産を形成していくことが大切です。20代の人であれば40年かけて資産を築いていく、30代の人なら30年かけて築かないといけません。なので早ければ早いほどいいということになります。

しかしながら20代ではなかなか投資に資金を回すゆとりがないかもしれません。30代になっても子育てで何かとお金がかかります。なのでねん出できる金額は知れているし、時間が取れないので投資の勉強なんて出来るわけない。なんて声はよく聞こえてきます。

でも今準備することこそが先の安心をつかむ最良の方法であることはみんなわかっているはずです。

国民生活センターの調査でも一番の老後の心配は健康ではなく、お金の問題となっています。

なので今こそ投資という門をたたくことが必要であるのです。

2000万では済まない理由

人類は文明が始まって以来ずっとインフレなのは皆さん意識したことないかもしれませんが、事実です。

いやデフレがあったじゃないかという方もいらっしゃるでしょうが、それは国家単位の話です。世界で考えていくとモノの値段というものはずっと上がり続けているのです。人口が増え続けているから地球という有限な資源の中では当たり前なのです。ですから残念ながら今の現役世代の皆様においてはきっと物価はもう少し上がっているので到底2000万では足りないでしょう、しかも人生100年時代といってるのですからなおさらです。

インフレ率を考えて、長寿命化を考えると4000万くらいはあったほうがいいかもしれません。

でももしかしたら、そもそも定年という概念がなくなって老後というかんがえもなくなっているかもしれませんね。(笑)

そうなっていたらごめんなさい

ただ30年先は残念ながらわかりませんので、やっぱり備えておいて損はないと思います。

ですので2000万問題に取り組む方法をこれから考えていきます。

お金に働いてもらう

よくこのような言葉を金融機関で聞くのではないでしょうか?株式や投資信託、不動産投資なんかではよく不労所得といって、自分で働いている間にもお金自身に働いて増えてもらうっていう話です。ですが、自分で株をやっている人やFXなんかもそうですが、値動きにストレスと感じて、結局儲かったのか損したのかよくわからないなんてことは多くの人が経験したことがあるのではないでしょうか?

それは短期での利益を確保しようとしているからです、または投資方法を都合よく変えているからです。少し儲かったからといって長期目的の株を売って利確してしまう、まだ上がっていくからあわてて買い戻して損をする。といったように投資スタイルを自分の都合で変えてしまっていないでしょうか?

多くの人がそれで損を抱えて退場していっているのです、まあみんなが必ず勝てるのなら市場は成り立ちませんけどね。(笑)

ではお金を育てるっていうことはどうすればいいのでしょうか?

それはいたってシンプルです。プロに預けることです。

そうはいってもファンドのロットは高額だから小口で買うことはなかなかできませんって思ってないでしょうか?

たしかに投資信託や、証券会社が持っているファンドは1口あたりが100万なんかが当たり前です。私も取引先の社長が持っていた商品の年利の高さにため息が出たことがありますが、1ロットが3000万からと書いてありました。

なかなかそんな金額をすんなりと出すことはできませんよね。。私もこれをみて金持ちがどんどん金持ちになる神髄を見た気がします(笑)

結局庶民には無理なのかと思っていましたが、保険という商品にいいものを見つけました。

今の保険の進化

最近目にすることが多くなった変額保険です、これは保証という名の投資です。

なかなか面白いもので補償がついていることで保険という中身になっていますが、肝心の中身は月額で積み立てていくことの出来る投資信託です。しかも外資系の商品のなかにはかなり世界でも有名なファンドに運用を委ねることが出来ます。これは費用対効果が非常に高いと私自身驚いています。

もし私のような庶民でもこんなファンドの債権を買って運用をお願いできるのであれば、それはかなりお得な気がします。今まで株式とFXと国債等に眼を向けていましたが、普段いいイメージのない保険にそんな機能が備わっているなんて思ってもいませんでした。

体況によっては加入ができないこともありますが、長期の投資を推奨する私としては保険商品に資産の分散をするということは今回1つの選択肢としてありだと思いました。

そう感じたのがある外資系の新商品の運用ファンドの実績がすごかったからです。証券会社に勤めたことがある人なら必ず知っているといっていいほどの有名なファンドが運用するアクティブ債権を採用しているというところが私が目を引いた要因です。

アクティブなのでなかなかにリスクをようするところではありますが、100年企業でありながら過去の実績は10倍ちかく最低でも2倍程度となっています。投資先は世界の30社を定期的に組み替えていますが、そのなかに中国のニーオという銘柄があったのが私の目を引きました。

この会社は調べてもらえばわかりますが、テスラを超す企業になると私は注目している会社です。中国なので少し不安ではありますが、車のデザインや企業のコンセプトは抜群です。これから伸びてくることは間違いないと考えます。

そんな企業やこの先10年伸びてきそうな社名が多く連ねていますのでこのファンドに月々小口からでも投資できるのは楽しみです。

まとめ

2000万円問題は結局のところ、言っておいて国民に周知したことで、国としてはもう個々の問題であると思っている節がある。

ですのでiDeCoやNISAなど、個人年金控除などの税控除を設けることで自助努力へと舵を切っています。もうここからは国は宛てに出来ないのが現実です。

すでに貧富の格差は広がっているのが現実ですが、これはもっと広がることは明白です。

ですが、国は何もしてはくれません、これは今からの高齢化社会を迎え少子化の波で益々まして来るでしょう。ですから世界の投資は今から伸びていくところに資金は流れていきます。ですのでその潮流に乗ることで老後の資金を育てていくことが重要だということです。

少しの資金と馬鹿にせずにこつこつとやっていくことで大きな差が生まれてきます。

では頑張りましょう!

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