どうも猿人です。
近年、毎年のように豪雨災害が発生しており、何十年に1度のということを聞く機会が増えてきてます。全国どこもかしこも水害に遭う危険は高まっていると言えるでしょう。本日は罹災してしまった時の対処法ややっておくべきことについて書いていきます。
今日の記事のターゲット
✅豪雨災害に遭ってしまって困っている人
✅自分の地域のリスクが知りたい人
✅これから家を建てようと考えている人
が読んでいただきたい内容になっています。
災害に遭う可能性と準備しておくこと
およそ10年前くらいから台風ではなく豪雨災害が各地に起きるようになったと思いませんか?以前はゲリラ豪雨と言っていましたが、これほどまでに全国各地で毎年のようにやってくると、もうゲリラという言葉は使えなくなってしまいましたね。新しい言葉も出てきました。線状降水帯という言葉です。各自治体は防災無線を至ることろに着けて避難を呼びかけるようになりました。
京都議定書からパリ協定という具合に地球温暖化がもたらす影響が日に日に自然災害という形になって世界各地で猛威を振るっているように思います。
ではわたしたちがしなければならない、災害に対する準備として何をしておいたほうがいいのか?
それは間違いなく命を守ることと、災害発生時に迅速に復旧していくことのできる準備をしておくことです。
最近ですとレジリエンスということが頻繁に出てくることになりましたが、これは回復力やしなやかさという意味を持ち、いかに災害に対して速やかに元の生活や事業活動に戻ることが出来るかを問うているのです。
まず、命を守ることですが、これは気象庁が出す、警報や避難指示などの警戒レベルで判断し、躊躇することのない行動と、常日頃からハザードマップの確認で職場、自宅、その経路の危険度を把握しておくことが大切です。
防災マップや避難訓練
まず、やっておいてほしいことは地域を歩き、どこに避難すればいいのかを確認しておくこと。市役所や、区役所など自治体が色々な避難場所を用意してくれていますが、そもそも東日本大震災の時はその避難場所でさえ津波に流されていたのが現実です。
自身の命は自分で守ることが大切ですので、家族でしっかりとした防災マップを作っておくことをお勧めします。そうすることでもし、別々の場所にいた場合はどこに集合するのか、日中夜間のそれぞれの対策を考えておくことが必要になってきます。ハザードマップにのっとって大雨の時はどこに避難するか、地震の時はどこにいるべきかをしっかりと考えて作っておくことが大切です。
避難訓練も企業とうではやっているところが多いでしょうが、各家族単位でとなると、話は別です。そんなこと言われてもなかなか出来ないと思うでしょうが、コロナ禍の今だからこそ自宅にいる時間で家族で訓練をしておくことをお勧めします。どのように警報が出たら動き始めるのかを家族全員で決めておくことで、逃げ遅れることを防ぐことが出来ます。都心部としては帰宅困難が発生しますので、それも想定しておくことが重要となってきます。
自分が帰宅困難になったらどこに行くのかを共有しておくことでその場に集合、連絡が出来る体制を構築しておいてください。
非常用食料の備蓄
これは意外とやっていてそのままにしてあるケースが多いのではないでしょうか?非常食は用意しているが実際は賞味期限切れが数年たっているというケースはよく見られます。
ここも年に1度程度は確認しておくことも必要です。いざとなった時に使えなければ何の意味もないですからね。
今は停電なんかで調理が困難になるケースもありますので、コンビニがあるからといって安易に考えずに、備蓄しておくことをお勧めします。いざとなったらコンビニの食料なんてあっという間になくなってしまいますので。
あと簡易トイレもしっかりと備えておくといいでしょう。自宅だから心配ないと思っていても、電機やガスがストップしてしまえばなんの機能も使えないのですから、意外と困ってしまうのです。
火災保険に入っているか?
そもそも災害が発生したら火災保険が支払ってもらえることは周知の事実です、ですが保障の内容によっては支払いの対象になったり、ならなかったりします。
従来の火災保険は名前の通り、火災に対する保障でした、その他には落雷や、爆発、それに加え台風のような風災が対象になっています。最近の商品では水害も補償されますので、フルカバーの内容に入っていれば昨今の水害が万が一起こったとしても保険金を受け取ることで、もとの状態に戻すことが出来ると思います。
ただ自宅内の家財道具には別途保険をかけておく必要がありますので、その点はしっかりと確認しておいたほうがいいでしょう。
これから購入を考えている人へ
今もし、住宅の購入を考えているのであれば、早く実現したほうがいいと思います。実際この10年で建築価格は高騰の一途をたどっています。そこへ来て昨今のアメリカの住宅建築ブームとなりウッドショックが取りざたされています。
建築価格は近年随分あがっていると感じている人も多いのではないでしょうか?世界的にみても発展途上国の近代化に伴い、なおかつ住宅の投資ブームもあり、建材の価格は高騰しています。こうなってくると材料や人件費が上がってくることはこのさきも想定されます。とくに人件費はこのままでは高止まりしてしまうのではないかと私は考えます。
このコロナ禍における人材の流入が制限されている昨今現場における人手不足は深刻です。よって自然と人件費は高騰してきます。それは必ず建築価格に反映されてくると思われます。
それだけではなく、先ほどお伝えしたように火災保険の加入条件も年々高騰しているのに加え、長期の契約が10年から5年に変更する保険会社が多いようです。これはさきの損害を見込むことが難しいからではないでしょうか。
どちらにしてもこれから購入を考えている方は早めに実現したほうが得策と思われます。建てる場所についてはハザードマップをよく確認して、もともと水源に近い立地はなるべく避けておくことも重要になってくるでしょう。
まとめ
これからの災害は今までの予想をはるかにこしてくることが予想できます。想定の範囲という固定概念を捨てることで、いかに速く行動するかが命と財産を守るファクターとなってくるでしょう。
平時の時こそ有事に備える時間をしっかりと割くことでいかに早く災害から復旧することが出来る強靭な体制を作ることが出来るかが、これからの日本における対処であると考えます。
最近は「天気の子」が現実の予言のように感じてしまっているのはわたしだけでしょうか(笑)
では本日も頑張りましょう!
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