1年前、突然発表された年金が老後2000万円不足するという話。金融庁が出した試算によると、このまま行けば一人当たりの老後の年金が2000万円不足するという問題は当時大きなインパクトをマスコミから世間に与えたことは記憶に新しいのではないでしょう。
これをみて、まだ1年前のことか、僕自身は感じましたけど(笑)
それくらい年金が不足しているということは誰でもわかっているんではないだろうか?
では具体的にどうすればいいのか?
答えは簡単自助努力である。
そんなこと言っても普段の生活でいっぱいいっぱいなのに貯めれるわけない。。そんな答えが聞こえてくるのは目に見えてます。
そもそもなぜ年金がたらなくなったのか、誰のせいなのか?これはいくつもの要因があげれるが、僕の考えからすれば社会保険制度を確立した時から設計に無理があったように感じます。
だから官僚もわかってはいたが、目をつむって先延ばしにして、だましだまし自分が定年するまではと、そのことを隠してきたのです。でも、もう少子高齢化の中どうやっても年金では賄いきれないとおもって、昨年突然の敗北宣言をしたのです。
でもそのまえから個人年金やNISA、DC(確定拠出型年金)などの制度を確立してからの、逃げ道を作ってからの発表ですので、国からしたら知らなかった人が悪いってことになります。
私たち(官僚)はちゃんと警告を数々出してたではありませんか、っていうでしょう。国は税制改正、控除等の改正を行うからには必ず、その裏には意図があると思っておいたほうがいいと思います。
所得控除を設けるということはそこには必ず政府が隠しておきたい何かがあるから控除を設けるわけですから、必ずそこにご都合主義の自助努力という言葉をもってくるのです。これは日本国にいる限り仕方ありません。
ですので、その制度の意味を読んで、活用していくしかないのです。
まずは自分が毎月積み立てている預金を非課税枠を使える投資に回しておくことをお勧めします。日本人は投資イコール損をするって考えている人がまだ多いようです。これはバブル崩壊で株で大損をした人たちがその教訓から投資に手を出してはいけないという間違った知識を今の世代に伝えているからかもしれません。
また株で儲けてやろうとしてリーマンショックを経験している世代も懲りているかもしれませんね(笑)
ただ投資はコツコツとやっていくとかならず長期で見ていくと利点が出てきます。一時的に損をしている時期ももちろんありますが、年金のようなものは30年40年先の必要資金ですのでそんなに急いで増やす必要はないのです。ですからゆっくりやるという意味では年金に投資を持っていくのは非常に理にかなった方法であると思います。
そうはいっても何を選べばいいのだろうか?よくわからない?
そんな時は個人版確定拠出年金に5000円からやるといいかもしれません。積み立てた額が所得から控除されるので社会保険料や所得税が減額されますし、運用で得た益は非課税です。これは小口からでもできるので必ずやっておいたほうがいいと思いますが、メリットだけでなくデメリットもあります。それは年金ですので途中で出費がかさむので出したいなというときに出すことは出来ません。ですので、資金使途は必ず老後の年金となります。
お金を貯めることが出来ない人にとってはそのほうがいいかもしれませんね!あると使ってしまう人はぜひ申し込んでみてはどうでしょう!
少ない年金は自分でコツコツと運用することで大きく実るかもしれませんよ
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